信頼関係を築くための態度とは

病院内には、様々な年齢の人や職制の人が働いています。社会人としての職場における人間関係の基本は相手を人として尊重することです。社会性を要求される職場では、「人と仲良くする」「人を尊重する」「人に親切にする」といったことを具体的に行動に表すことが必要です。
このような行動も当然、「相手に快い感じをもたせる」、「自分のよさを認めてもらう」、そして相手への思いやりを正しくあらわすことが必要です。形を整え、相手に不愉快な思いをさせない努力をすることも職員の心配りです。

職場での人間関係は、内部の職員だけでなく患者さんや外部の人々は敏感に反応します。和気あいあいとした職場となれなれしい人間関係の見られる職場とでは与える印象が違います。てきぱきと仕事をこなしながら、同僚や医者との暖たくもけじめのある人間関係が築けるよう努力してください。
具体的には、
 1.仕事中には私語や、なれあいの印象を与えるしぐさや表情は見せません。
 2.仕事中と休憩時間とはめりはりをつけます。
患者さんが不愉快だと感じてしまうと、私たちが目指している「患者サービス」が低下してしまいます。患者さんには、職員としてなれなれしい態度と親しみのもてる態度とは違います。組織に属して社会生活を送っているわけですから、節度のある態度が必要です。